2007年05月16日
80) 郷に入りては郷に従え - 「団塊様 お断り」-
今日はとても驚いたことがあります。本日当方がタイトルにしたトピックは日経BPからの引用ですが、
以前の当方のブログにトラックバックしてくれたものが、同じタイトル、引用のものでした。同じ問題意
識を持っていただいていることを知りうれしく思いました。以下本題です。
とっても残念な記事を読みました。日経BPの記事です。
「那覇市の南西約400km。世界有数の珊瑚礁とエメラルド色の海に囲まれた沖縄・石垣島は、癒や
しを求める都会人に人気の観光スポットだ。この「美(ちゅ)ら島」で今、深刻な問題が持ち上がってい
る。大量定年期に入った団塊世代を中心とする都市部からの移住者と地元住民とのあつれきだ。人
口減に悩む地方自治体にとって、団塊世代は大切な“お客様”のはずだが、石垣島では逆に「団塊
様、お断り」の空気が強まっている。移住者に拒否反応を示す一番の理由は、人口急増による景観
や住環境の悪化だ。」又、「最近の移住者は自治会に誘っても参加しない。村八分でいいと開き直る
人もいる」との事のようです。
移住者は現地の人からすればよそ者です。観光旅行で来た人であれば、一時のことであり、お金を
落としてくれると割り切ることが出来ますが、移住者は違います。住民票を移す人もいるでしょうし、移
さないで生活をする人もいるでしょう。ただ、その場所に住むということはそのコミュニティに必然的に
入らなければなりません。村八分でいいと開き直ったとしても、生活する上で必ず人の世話になるは
ずです。100%自給自足するのであれば別ですが、インフラのこともありそれは出来ないことです。
当方台湾に住んでいたときも税金は払っていましたが、「住まわせていただいている」という感覚をい
つも持っていました。その土地にはその土地固有の文化がありますし、なくしてはいけない、継続しな
ければならないものもあるはずです。外来のクワガタムシが日本固有のクワガタムシを駆逐する勢い
であることを聞きましたが、それと同じことがあってはいけません。我々は人間なのですから.....。
この記事を読んで、戦後現在の住みよい世の中にしてくれたのは団塊世代の方々努力だったかも知
れませんが住みにくい世の中にしたのもこの世代の方々の責任ではなかったかとふと思いました。
これほどまでに利己的、自分本位だったとは思ってもおりませんでしたから。
将来、当方も別の地に移住しようと奥さんと話をしておりますが、団塊世代の1年目で早くもこのような
話が出てくることに失望してしまいました。
「自治体の多くは経済効果を期待する半面、インフラ整備や医療費の負担増などの長期的な視点を
欠いているように見える」と山梨県立大学国際政策学部の市原教授はコメントしていました。静岡市で
も市民生活課に「団塊クラブ」という窓口が出来、団塊世代の方の為の各種サービスを展開していくよ
うです。どのようなサービスになるか不確かですが、一方通行にならないようにしていただきたいと思
います。
団塊世代の退職後のシルバーライフは: http://miyuu3.seesaa.net/article/41965260.html
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - 移住 -
以前、将来海外移住の計画があることを書いた記憶がありますが、候補地としてはオセアニア、アジ
アが良いと思っています。ベストチョイスは勿論ハワイですが、多分物価が高いこと、60日間の観光
ビザしか取れないという問題もあり難しいと思っていますので、現在は対象外にせざるをえません。
日本でも沖縄に大きなプロジェクトがあり、数年前に沖縄観光に行ったときそのプロジェクトの候補地
である、ゴルフ場に視察に行ったことがあります。ゴルフ場を併設したシニアビレッジでは要介護施設
も企画しているとのことでした。その後数年経過し、開発が進み一次募集がされているのではないか
と思います。企画が持ち上がった時、仕事を辞めてその施設に就職し、定年後その施設で住むのも
悪くはないなと思ったこともありましたが、企画時点での販売価格が3,000万円を超えていたため、
当方の経済能力では無理ということであっけなく夢破れてしまいました。その後もそのクラブの会員と
なっているため、たまにDMが送られて来ます。東京12チャンネルの番組で海外移住の特番が年2
回ほど組まれています。4月にも放送されたと記憶していますが、ビデオを撮ったもののまだ見てい
ないといった状態です。人気ランキング方法をとっていましたが、やはりオーストラリア、ニュージーラ
ンド、マレーシア、タイが上位に入っていました。当方、新婚旅行がニュージーランドであり、あの大自
然に憧れ大変気に入りました。結婚10年目に再度訪問し、前回行かなかった南島に行きマウントクッ
クまでドライブしました。そんなこともあり、ニューランドはNo.1なのですが日本から遠いこと、生活費
が意外とかかるのではないかと思っているため、少し迷っています。と言っても来年の話ではなく、少
なくても10年後くらいの話なので、まだまだ具体化しているわけではありません。よって鬼が大笑いし
ているはずです。まだまだ先の話ではありますが、海外移住を夢見て日々の生活を送っています。
以前の当方のブログにトラックバックしてくれたものが、同じタイトル、引用のものでした。同じ問題意
識を持っていただいていることを知りうれしく思いました。以下本題です。
とっても残念な記事を読みました。日経BPの記事です。
「那覇市の南西約400km。世界有数の珊瑚礁とエメラルド色の海に囲まれた沖縄・石垣島は、癒や
しを求める都会人に人気の観光スポットだ。この「美(ちゅ)ら島」で今、深刻な問題が持ち上がってい
る。大量定年期に入った団塊世代を中心とする都市部からの移住者と地元住民とのあつれきだ。人
口減に悩む地方自治体にとって、団塊世代は大切な“お客様”のはずだが、石垣島では逆に「団塊
様、お断り」の空気が強まっている。移住者に拒否反応を示す一番の理由は、人口急増による景観
や住環境の悪化だ。」又、「最近の移住者は自治会に誘っても参加しない。村八分でいいと開き直る
人もいる」との事のようです。
移住者は現地の人からすればよそ者です。観光旅行で来た人であれば、一時のことであり、お金を
落としてくれると割り切ることが出来ますが、移住者は違います。住民票を移す人もいるでしょうし、移
さないで生活をする人もいるでしょう。ただ、その場所に住むということはそのコミュニティに必然的に
入らなければなりません。村八分でいいと開き直ったとしても、生活する上で必ず人の世話になるは
ずです。100%自給自足するのであれば別ですが、インフラのこともありそれは出来ないことです。
当方台湾に住んでいたときも税金は払っていましたが、「住まわせていただいている」という感覚をい
つも持っていました。その土地にはその土地固有の文化がありますし、なくしてはいけない、継続しな
ければならないものもあるはずです。外来のクワガタムシが日本固有のクワガタムシを駆逐する勢い
であることを聞きましたが、それと同じことがあってはいけません。我々は人間なのですから.....。
この記事を読んで、戦後現在の住みよい世の中にしてくれたのは団塊世代の方々努力だったかも知
れませんが住みにくい世の中にしたのもこの世代の方々の責任ではなかったかとふと思いました。
これほどまでに利己的、自分本位だったとは思ってもおりませんでしたから。
将来、当方も別の地に移住しようと奥さんと話をしておりますが、団塊世代の1年目で早くもこのような
話が出てくることに失望してしまいました。
「自治体の多くは経済効果を期待する半面、インフラ整備や医療費の負担増などの長期的な視点を
欠いているように見える」と山梨県立大学国際政策学部の市原教授はコメントしていました。静岡市で
も市民生活課に「団塊クラブ」という窓口が出来、団塊世代の方の為の各種サービスを展開していくよ
うです。どのようなサービスになるか不確かですが、一方通行にならないようにしていただきたいと思
います。
団塊世代の退職後のシルバーライフは: http://miyuu3.seesaa.net/article/41965260.html
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - 移住 -
以前、将来海外移住の計画があることを書いた記憶がありますが、候補地としてはオセアニア、アジ
アが良いと思っています。ベストチョイスは勿論ハワイですが、多分物価が高いこと、60日間の観光
ビザしか取れないという問題もあり難しいと思っていますので、現在は対象外にせざるをえません。
日本でも沖縄に大きなプロジェクトがあり、数年前に沖縄観光に行ったときそのプロジェクトの候補地
である、ゴルフ場に視察に行ったことがあります。ゴルフ場を併設したシニアビレッジでは要介護施設
も企画しているとのことでした。その後数年経過し、開発が進み一次募集がされているのではないか
と思います。企画が持ち上がった時、仕事を辞めてその施設に就職し、定年後その施設で住むのも
悪くはないなと思ったこともありましたが、企画時点での販売価格が3,000万円を超えていたため、
当方の経済能力では無理ということであっけなく夢破れてしまいました。その後もそのクラブの会員と
なっているため、たまにDMが送られて来ます。東京12チャンネルの番組で海外移住の特番が年2
回ほど組まれています。4月にも放送されたと記憶していますが、ビデオを撮ったもののまだ見てい
ないといった状態です。人気ランキング方法をとっていましたが、やはりオーストラリア、ニュージーラ
ンド、マレーシア、タイが上位に入っていました。当方、新婚旅行がニュージーランドであり、あの大自
然に憧れ大変気に入りました。結婚10年目に再度訪問し、前回行かなかった南島に行きマウントクッ
クまでドライブしました。そんなこともあり、ニューランドはNo.1なのですが日本から遠いこと、生活費
が意外とかかるのではないかと思っているため、少し迷っています。と言っても来年の話ではなく、少
なくても10年後くらいの話なので、まだまだ具体化しているわけではありません。よって鬼が大笑いし
ているはずです。まだまだ先の話ではありますが、海外移住を夢見て日々の生活を送っています。
Posted by walt at 23:19│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちわ。
ニュージーランドは行ったことがありませんが、本当に魅力溢れる場所のようですね。大橋巨泉さんも著書「巨泉」でニュージーランドを一番に推していましたね。私も将来は日本とオセアニア半々の生活ができるようにしたいですね。
ニュージーランドは行ったことがありませんが、本当に魅力溢れる場所のようですね。大橋巨泉さんも著書「巨泉」でニュージーランドを一番に推していましたね。私も将来は日本とオセアニア半々の生活ができるようにしたいですね。
Posted by エディ・タチカワ at 2007年05月17日 00:04
エディさん
ニュージーランドは日本の九州を除いた面積に静岡県と同じ位の人(約380万人)が住んでいるようです。羊は1億匹ほどいるようですが....それから考えても自然の豊かさが感じられると思います。ただ、波を考えるとオーストラリアになるのでしょうか?以前の英語の先生がオーストラリア人で御前崎によく行っていました。現在、常葉の先生をやっていると聞いていますので、もしかしたらエディさんの知り合いかもしれませんね。
ニュージーランドは日本の九州を除いた面積に静岡県と同じ位の人(約380万人)が住んでいるようです。羊は1億匹ほどいるようですが....それから考えても自然の豊かさが感じられると思います。ただ、波を考えるとオーストラリアになるのでしょうか?以前の英語の先生がオーストラリア人で御前崎によく行っていました。現在、常葉の先生をやっていると聞いていますので、もしかしたらエディさんの知り合いかもしれませんね。
Posted by walt at 2007年05月17日 22:03