2007年03月22日
5)ノルマとコミットメント
ノルマ(Norma)って昔仕事でよく使用した言葉ですよね。もう使っていませんか?
営業担当者であれば「今月のノルマは○○」、「ノルマを課す」、「ノルマがきつい」などと良く言った
ものです。現在も尚、この言葉が生き続いているかどうかわかりませんが、業界によってはまだ
使っているのではないかと思います。何の気なしに使用していた言葉でしたが、ふと「ノルマ」って何だ
と思い、調べてみたらロシア語であり、日本語では「割り当てられた労働(仕事)の基準量」ということ
を知りました。本日知ったとは情けない話です。現在ではコミットメント(日産のゴーン社長が以前
使用した言葉だったのではないかと思います)を多く使用するのではないかと思いますがいかがで
しょうか?「ノルマ」と「コミットメント」は違うと言われると思います。勿論「課せられた仕事」と「公約・
約束」とでは違いますが、いずれにしてもどちらも約束ごとですよね。その約束が「強制」と「納得」で
は当事者の精神的な違いはたくさんあります。
以前営業担当者だった頃、毎月の売り上げ計画があり、計画は上から押し付けられたものを目標と
しておりました。今思うとお互いにコンセンサスをとって、その数字を目標にしていた訳ではありませ
ん。コミットメントしていたわけではないと言うことになります。又、結果が悪いときは、ただ怒られる
だけで問題点は何か、どうしたらその問題が解決でき、どのようにアクションをするかなど話し合った
ことがなかったように感じます。現在は営業ではない為、数字での目標管理ではありませんが、何時
までに、何をするかというコミットメントをスタッフと確認した上で、目標として設定しております。
仕事は所詮人間がするもの。時間を売って、苦痛を得たり、楽しみを得たりする対価として給料があり
ます。同じ仕事をするのであれば受身より、自発的にやってみませんか?又、自発的にやらせてみま
せんか?
まだまだ管理は強制的にコントロールして、言うことを聞かす考えの方が多いのではないかと思い
ますが方向転換してみませんか? もう60歳、まだ60歳の考え方ひとつで人生が変わるようです。
ノルマという言葉がなくなり、みんながコミットメントする日が来ることを期待したいものです。
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - 台湾の思い出 Vol.1 食在台湾 -
仕事で3年間台湾に住みました。台湾駐在の条件が「奥さんを連れて行け」というものでした。
ただ、当時は状況が変わりつつある頃でありそれほど心配することはありませんでした。
台湾のイメージはアメリカナイズされた国と思っておりました。車は左ハンドルで、電圧は110V
だったからです。そのため、赴任前に2週間の英語の特訓合宿に参加した次第です。いざ行って
みると大違い、中国語がわからなければどうしようもないという状況でした。そのため、週一回
中国語講座に夜通いました。日本と同じ漢字を使用しますので筆談も可能でしたが、意味が全く
異なる言葉がありました。電車が「火車」、オートバイが「機車」、ニュースが「新聞」、トイレット
ペーパーが「手紙」等、又、同じ意味の漢字も多くありました。
食在台湾と言われるほど食べ物は豊富で、何でも食べます。豚は泣き声以外は食べると言われて
います。耳、尻尾まで料理します。又、鶏のとさか、足も原型のまま味付けされ売られています。
アヒルの足ひれ、舌も珍味で好まれていました。レストランでは「田鶏」というものがありました。
想像してみてください。何だと思いますか?田んぼの鶏肉、そうカエルのことです。言われてみると
鶏肉のように白く、食感も似ています。うまい表現をしたものだと関心しました。蒋介石が中国
大陸からたくさんのコックさんを連れてきたということもあり、台湾にはほとんどすべての中華
料理がありました。台湾料理、広東料理、北京料理、四川料理、そして湖南料理。湖南料理は
お勧めの料理です。香港ではほとんど見かけませんが上品でおいしい料理です。広東料理は香港
に負けますが、その他は台湾の方がおいしいのではないかと思っております。又、いたるところに
屋台があり、安くておいしいものがたくさんあります。ただ、どうしても受け付けられない香辛料
もありますが。中華料理と共にフルーツも豊富です。すいかは年中食べられてしかも甘い。
パパイヤも最高。台湾バナナを食べるとその甘さに、他のバナナは食べられないほどです。
食べ物を満喫するだけでも楽しい旅ができます。名古屋から3時間ですので、ちょっと足を伸ばして
みませんか?
営業担当者であれば「今月のノルマは○○」、「ノルマを課す」、「ノルマがきつい」などと良く言った
ものです。現在も尚、この言葉が生き続いているかどうかわかりませんが、業界によってはまだ
使っているのではないかと思います。何の気なしに使用していた言葉でしたが、ふと「ノルマ」って何だ
と思い、調べてみたらロシア語であり、日本語では「割り当てられた労働(仕事)の基準量」ということ
を知りました。本日知ったとは情けない話です。現在ではコミットメント(日産のゴーン社長が以前
使用した言葉だったのではないかと思います)を多く使用するのではないかと思いますがいかがで
しょうか?「ノルマ」と「コミットメント」は違うと言われると思います。勿論「課せられた仕事」と「公約・
約束」とでは違いますが、いずれにしてもどちらも約束ごとですよね。その約束が「強制」と「納得」で
は当事者の精神的な違いはたくさんあります。
以前営業担当者だった頃、毎月の売り上げ計画があり、計画は上から押し付けられたものを目標と
しておりました。今思うとお互いにコンセンサスをとって、その数字を目標にしていた訳ではありませ
ん。コミットメントしていたわけではないと言うことになります。又、結果が悪いときは、ただ怒られる
だけで問題点は何か、どうしたらその問題が解決でき、どのようにアクションをするかなど話し合った
ことがなかったように感じます。現在は営業ではない為、数字での目標管理ではありませんが、何時
までに、何をするかというコミットメントをスタッフと確認した上で、目標として設定しております。
仕事は所詮人間がするもの。時間を売って、苦痛を得たり、楽しみを得たりする対価として給料があり
ます。同じ仕事をするのであれば受身より、自発的にやってみませんか?又、自発的にやらせてみま
せんか?
まだまだ管理は強制的にコントロールして、言うことを聞かす考えの方が多いのではないかと思い
ますが方向転換してみませんか? もう60歳、まだ60歳の考え方ひとつで人生が変わるようです。
ノルマという言葉がなくなり、みんながコミットメントする日が来ることを期待したいものです。
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ほっと一息お茶ブレイク - 台湾の思い出 Vol.1 食在台湾 -
仕事で3年間台湾に住みました。台湾駐在の条件が「奥さんを連れて行け」というものでした。
ただ、当時は状況が変わりつつある頃でありそれほど心配することはありませんでした。
台湾のイメージはアメリカナイズされた国と思っておりました。車は左ハンドルで、電圧は110V
だったからです。そのため、赴任前に2週間の英語の特訓合宿に参加した次第です。いざ行って
みると大違い、中国語がわからなければどうしようもないという状況でした。そのため、週一回
中国語講座に夜通いました。日本と同じ漢字を使用しますので筆談も可能でしたが、意味が全く
異なる言葉がありました。電車が「火車」、オートバイが「機車」、ニュースが「新聞」、トイレット
ペーパーが「手紙」等、又、同じ意味の漢字も多くありました。
食在台湾と言われるほど食べ物は豊富で、何でも食べます。豚は泣き声以外は食べると言われて
います。耳、尻尾まで料理します。又、鶏のとさか、足も原型のまま味付けされ売られています。
アヒルの足ひれ、舌も珍味で好まれていました。レストランでは「田鶏」というものがありました。
想像してみてください。何だと思いますか?田んぼの鶏肉、そうカエルのことです。言われてみると
鶏肉のように白く、食感も似ています。うまい表現をしたものだと関心しました。蒋介石が中国
大陸からたくさんのコックさんを連れてきたということもあり、台湾にはほとんどすべての中華
料理がありました。台湾料理、広東料理、北京料理、四川料理、そして湖南料理。湖南料理は
お勧めの料理です。香港ではほとんど見かけませんが上品でおいしい料理です。広東料理は香港
に負けますが、その他は台湾の方がおいしいのではないかと思っております。又、いたるところに
屋台があり、安くておいしいものがたくさんあります。ただ、どうしても受け付けられない香辛料
もありますが。中華料理と共にフルーツも豊富です。すいかは年中食べられてしかも甘い。
パパイヤも最高。台湾バナナを食べるとその甘さに、他のバナナは食べられないほどです。
食べ物を満喫するだけでも楽しい旅ができます。名古屋から3時間ですので、ちょっと足を伸ばして
みませんか?
Posted by walt at
22:53
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