2007年05月23日
87) 家電量販店のヘルパー
「公正取引委員会が家電量販店最大手のヤマダ電機に立ち入り検査を行った。ヤマダ電機が家電メ
ーカーに対して,従業員(いわゆるヘルパー)の派遣を不当に強要したという疑いだ。」というニュース
が先日ありました。昨日は、「ヨドバシカメラがヘルパーに深夜までたな卸しをさせた」という記事が載
っていました。大手家電量販店では、メーカーからのヘルパーが当たり前のように、売り場で商品説
明、販売行為をしております。店内にいる説明員は店員なのか、ヘルパーなのか解からないほどで
す。どうして今頃話題になるかわかりませんが、このような行為は30年ほど前にはすでに存在してい
ました。27年前に大学を卒業して入社したインテリアの商社では営業担当者は百貨店、量販店(スパ
ー)、専門店(個人商店)に分かれた組織に配属されました。例えば、百貨店担当者はシフトが水曜日
休みで、百貨店への営業と言っても、朝から晩まで百貨店の売り場に販売員として常駐しているよう
なものでした。当方は専門店担当でしたが、年3回のセール期間(春、夏、暮れ)は、販売力のある専
門店に土曜日、日曜日に行き自社製品の販売応援という名目で売り場に立っていました。転職して入
った会社はコンピュータ関連の営業でしたので、客先専門店の開店時やセール期間中はこれまた販
売応援という名目で、店舗で接客、販売をしました。大手メーカーさんは予算があるようでしたので、
当時からアルバイトを雇い、各店舗にセール期間中派遣していました。営業担当者はそれらアルバイ
トの管理をしていたと思います。当時はまだそれほど量販店からの強要はひどくなく、どちらかと言う
とメーカーサイドではお客のニーズを直接聞ける場であったため、それなりの有意義さはあったと思
います。しかし、時代が変わり現在では量販店から強要されるようになると、商品を扱ってもらえるか
どうか、商品で判断されるのではなく、付帯サービス(忠誠度)による判断となり、売り場担当者のさじ
かげん、店長次第となってしまいます。それならいっそうデパートやショッピングセンターのテナントの
ようにメーカーが場所を借りる方式もあるかも知れませんが、それであれば中小メーカーは自社商品
を並べることが出来ません。(家電量販店の売り場はショールーム、カタログであって実際買うのは
WEBという人もいるかもしれませんが、その考えを持ち込むと話がもっとややこしくなってしまいます
のでそのことには触れないでおきます。)自由競争が出来なくなるということです。そうすると、どうする
のがベストの販売方法なのでしょうか?説明・販売員は、個人事業主で売り上げによる報酬制度に
しても良いかも知れません。いわゆるレップです。そろそろ日本でもレップシステムができてもいいの
ではないかと思いますが如何でしょうか?いずれにしても現在のやり方が悪いということになります。
山形県だったと記憶していますが、元気な家電販売店があると聞いたことがあります。御用聞きのよ
うな営業方法で地域住民に溶け込んでおり、電球1個から注文を受けるそうです。その甲斐あって、
大型薄型テレビの販売実績は量販店に劣らないほどとのことでした。理想的ですね。高齢化社会とな
った今、郊外の家電量販店にまで行くことが出来ない方々が多くなっています。信用のおける街の電
気屋さん(価格、サービス共)があれば便利なのですが難しいでしょうか?サザエさんの三河屋さん
は時代にマッチしていませんがそのような時代が来ることへのメッセージをあえて伝えているかもしれ
ませんね。家電量販店に行ったとき、店員さんが社員なのかヘルパーさんなのか考えながら質問を
すると意外と面白い話が聞けるかもしれませんよ。
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - 天城蛍祭り「出会い橋」 -
6月が近づくと、伊豆天城湯ヶ島「出会い橋」で開催される蛍祭りが思い出されます。この出会い橋の
川原に毎年たくさんの蛍の幼虫を放ち、6月になると羽化して飛び立ちます。雨の降った翌日がもっと
もたくさんの蛍が見えるようです。昨年は用事があり行けませんでしたが、大体毎年行っています。夜
8時ごろがもっとも見ごたえのある時間のようです。当方幼い頃蛍を見た記憶は全くなく、そのため、
はじめて出会い橋いに行って蛍を見たときはとても感激しました。アニメで「火垂るの墓」が1988年に
封切られました。確かこの作品は戦争の悲しさを題材にしたものでしたが、蛍の舞う姿がとても印象
に残った作品でした。あのような蛍の乱舞であれば最高ですが、運がよければ数え切れない蛍を見る
ことが出来ます。真っ暗な出会い橋の上で、ただただ蛍を見ているだけで時が経つのを忘れてしまい
ます。清水の船越堤で毎年「蛍の夕べ」が催されるようですが行ったことがありません。又、静岡でも
三島でもイベントがあるようです。ただ、規模からすると天城湯ヶ島が最大ではないでしょうか?会場
までちょっと歩きますが、温泉会館に車を停めることが出来ます。途中のお肉屋さんでは猪肉のコロ
ッケを食べることが出来ます。お父さんは奥さんを誘ってみては如何ですか?ロマンチストなお父さ
んだったと改めて関心してくれるかも知れません。
天城蛍祭り: http://www.amagi-hotaru.com/
ーカーに対して,従業員(いわゆるヘルパー)の派遣を不当に強要したという疑いだ。」というニュース
が先日ありました。昨日は、「ヨドバシカメラがヘルパーに深夜までたな卸しをさせた」という記事が載
っていました。大手家電量販店では、メーカーからのヘルパーが当たり前のように、売り場で商品説
明、販売行為をしております。店内にいる説明員は店員なのか、ヘルパーなのか解からないほどで
す。どうして今頃話題になるかわかりませんが、このような行為は30年ほど前にはすでに存在してい
ました。27年前に大学を卒業して入社したインテリアの商社では営業担当者は百貨店、量販店(スパ
ー)、専門店(個人商店)に分かれた組織に配属されました。例えば、百貨店担当者はシフトが水曜日
休みで、百貨店への営業と言っても、朝から晩まで百貨店の売り場に販売員として常駐しているよう
なものでした。当方は専門店担当でしたが、年3回のセール期間(春、夏、暮れ)は、販売力のある専
門店に土曜日、日曜日に行き自社製品の販売応援という名目で売り場に立っていました。転職して入
った会社はコンピュータ関連の営業でしたので、客先専門店の開店時やセール期間中はこれまた販
売応援という名目で、店舗で接客、販売をしました。大手メーカーさんは予算があるようでしたので、
当時からアルバイトを雇い、各店舗にセール期間中派遣していました。営業担当者はそれらアルバイ
トの管理をしていたと思います。当時はまだそれほど量販店からの強要はひどくなく、どちらかと言う
とメーカーサイドではお客のニーズを直接聞ける場であったため、それなりの有意義さはあったと思
います。しかし、時代が変わり現在では量販店から強要されるようになると、商品を扱ってもらえるか
どうか、商品で判断されるのではなく、付帯サービス(忠誠度)による判断となり、売り場担当者のさじ
かげん、店長次第となってしまいます。それならいっそうデパートやショッピングセンターのテナントの
ようにメーカーが場所を借りる方式もあるかも知れませんが、それであれば中小メーカーは自社商品
を並べることが出来ません。(家電量販店の売り場はショールーム、カタログであって実際買うのは
WEBという人もいるかもしれませんが、その考えを持ち込むと話がもっとややこしくなってしまいます
のでそのことには触れないでおきます。)自由競争が出来なくなるということです。そうすると、どうする
のがベストの販売方法なのでしょうか?説明・販売員は、個人事業主で売り上げによる報酬制度に
しても良いかも知れません。いわゆるレップです。そろそろ日本でもレップシステムができてもいいの
ではないかと思いますが如何でしょうか?いずれにしても現在のやり方が悪いということになります。
山形県だったと記憶していますが、元気な家電販売店があると聞いたことがあります。御用聞きのよ
うな営業方法で地域住民に溶け込んでおり、電球1個から注文を受けるそうです。その甲斐あって、
大型薄型テレビの販売実績は量販店に劣らないほどとのことでした。理想的ですね。高齢化社会とな
った今、郊外の家電量販店にまで行くことが出来ない方々が多くなっています。信用のおける街の電
気屋さん(価格、サービス共)があれば便利なのですが難しいでしょうか?サザエさんの三河屋さん
は時代にマッチしていませんがそのような時代が来ることへのメッセージをあえて伝えているかもしれ
ませんね。家電量販店に行ったとき、店員さんが社員なのかヘルパーさんなのか考えながら質問を
すると意外と面白い話が聞けるかもしれませんよ。
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ほっと一息お茶ブレイク - 天城蛍祭り「出会い橋」 -
6月が近づくと、伊豆天城湯ヶ島「出会い橋」で開催される蛍祭りが思い出されます。この出会い橋の
川原に毎年たくさんの蛍の幼虫を放ち、6月になると羽化して飛び立ちます。雨の降った翌日がもっと
もたくさんの蛍が見えるようです。昨年は用事があり行けませんでしたが、大体毎年行っています。夜
8時ごろがもっとも見ごたえのある時間のようです。当方幼い頃蛍を見た記憶は全くなく、そのため、
はじめて出会い橋いに行って蛍を見たときはとても感激しました。アニメで「火垂るの墓」が1988年に
封切られました。確かこの作品は戦争の悲しさを題材にしたものでしたが、蛍の舞う姿がとても印象
に残った作品でした。あのような蛍の乱舞であれば最高ですが、運がよければ数え切れない蛍を見る
ことが出来ます。真っ暗な出会い橋の上で、ただただ蛍を見ているだけで時が経つのを忘れてしまい
ます。清水の船越堤で毎年「蛍の夕べ」が催されるようですが行ったことがありません。又、静岡でも
三島でもイベントがあるようです。ただ、規模からすると天城湯ヶ島が最大ではないでしょうか?会場
までちょっと歩きますが、温泉会館に車を停めることが出来ます。途中のお肉屋さんでは猪肉のコロ
ッケを食べることが出来ます。お父さんは奥さんを誘ってみては如何ですか?ロマンチストなお父さ
んだったと改めて関心してくれるかも知れません。
天城蛍祭り: http://www.amagi-hotaru.com/
Posted by walt at
22:41
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2007年05月23日
86) ビオトープ
ビオトープという言葉を初めて知ったのは、10年ほど前に焼津のサッポロビール静岡工場へ行った
時でした。工場の周りに人工的な池や、沼を作り動植物が生息できる環境を作っていました。日本全
国には同じようなビオトープが多く存在するようです。ビオトープを辞書で調べたらドイツ語であり、
Biotopと書きます。英語ではバイオトープ(biotope)と表記し、生物群集の生息空間を示す言葉と
のこと。日本語では生物空間とも略される様です。当方、小さい頃から昆虫が好きで、良く虫取りをし
ました。初めて水生昆虫のゲンゴロウ、ミズスマシを見たときは感激しました。タガメは水族館でしか
見たことがありませんでしたが、やはり初めて見たときは感動したものです。2級河川である大沢川
(巴川の支流)でヤゴを捕まえ、庭の池に放したところ金魚が食べられてしまったという苦い経験もし
ました。現在毎日静鉄電車で通勤していますが、桜橋と狐ヶ崎の間に線路伝いにちょっとしたどぶ川
と草が生い茂った100mほどの土地があります。多分所有者がいる土地であると思いますが、その
場所を通るたび、「この場所にビオトープができたらいいな」と思っています。まず、どぶ川をせき止め
地下水をポンプで汲んで流し、水生植物を植え、メダカ、フナ、ザリガニを放し、遊歩道を作ったらどう
だろうかと考えています。そのためには市役所のどの課に言って相談したらよいのだろうかとか、エコ
ロジー、環境問題、グリーンツーリズムをしている団体に声をかけたら良いなのかとか勝手に推測し
ています。そのように思いながらすでに数年が経っていますが想像の域を超えていません。例えばコ
ミュニケーションビジネスを始めたら、そのような活動もしてみたいと思っています。環境を主体として
考えると、英国で生まれたグランドワークの団体があります。静岡では、三島グランドワークさんが有
名で、魚の住まなくなった川を、東レ三島工場さんの汲み上げた湧水をもらい川に流し、現在では沢
蟹が住むまでの川になっています。そんな活動もできたらいいなと思っています。
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - eしずおかオフ会 -
本日静岡の駅前野松乃鮨さんで紅光さんと松乃鮨さんのkikuさんが中心となったeしずおかのオフ
会が開催されました。紅光さんのブログでこの企画が掲載されましたので200名以上の方々が今回
の催しを知ったのではないかと思います。当方は、たまたま、過去紅光さんのブログにコメントを出し
たこともあり、その関係でメールが来て本日のオフ会を知りました。普段は、自分のブログを書くのに
精一杯であり他人のブログまで読む余裕がありませんので、助けのメールとなりました。実際、当方
はブログに関しては無知な素人であり、全く面識のない方々に合って、ブログを通じた会話をするには
大変躊躇しましたが、これも何かの縁であり、将来起業するのであればネットワークがものを言うは
ずですので恥を忍んで参加させて頂きました。全部で23、4人の方々が参加しました。eしずおかを
運営している株式会社しずおかオンラインの海野社長も参加していただきました。現在登録ブログが
約460件あるとのことでしたので5%ほどのブロガーが集まった勘定となります。面識のない方々と
のオフ会参加でしたが当方には有意義な2時間でした。尚、参加者全員と話ができませんでしたが、
今後もこのような機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。どうもありがとうございました。
自己紹介で、後11日で当方50歳となり、それまでに天命が何であったかの結論を出し、このブログ
を終了したいと思っていることを伝えました。後11回となりますがラストスパートをかけたいと思いま
す。
時でした。工場の周りに人工的な池や、沼を作り動植物が生息できる環境を作っていました。日本全
国には同じようなビオトープが多く存在するようです。ビオトープを辞書で調べたらドイツ語であり、
Biotopと書きます。英語ではバイオトープ(biotope)と表記し、生物群集の生息空間を示す言葉と
のこと。日本語では生物空間とも略される様です。当方、小さい頃から昆虫が好きで、良く虫取りをし
ました。初めて水生昆虫のゲンゴロウ、ミズスマシを見たときは感激しました。タガメは水族館でしか
見たことがありませんでしたが、やはり初めて見たときは感動したものです。2級河川である大沢川
(巴川の支流)でヤゴを捕まえ、庭の池に放したところ金魚が食べられてしまったという苦い経験もし
ました。現在毎日静鉄電車で通勤していますが、桜橋と狐ヶ崎の間に線路伝いにちょっとしたどぶ川
と草が生い茂った100mほどの土地があります。多分所有者がいる土地であると思いますが、その
場所を通るたび、「この場所にビオトープができたらいいな」と思っています。まず、どぶ川をせき止め
地下水をポンプで汲んで流し、水生植物を植え、メダカ、フナ、ザリガニを放し、遊歩道を作ったらどう
だろうかと考えています。そのためには市役所のどの課に言って相談したらよいのだろうかとか、エコ
ロジー、環境問題、グリーンツーリズムをしている団体に声をかけたら良いなのかとか勝手に推測し
ています。そのように思いながらすでに数年が経っていますが想像の域を超えていません。例えばコ
ミュニケーションビジネスを始めたら、そのような活動もしてみたいと思っています。環境を主体として
考えると、英国で生まれたグランドワークの団体があります。静岡では、三島グランドワークさんが有
名で、魚の住まなくなった川を、東レ三島工場さんの汲み上げた湧水をもらい川に流し、現在では沢
蟹が住むまでの川になっています。そんな活動もできたらいいなと思っています。
*****************************************
ほっと一息お茶ブレイク - eしずおかオフ会 -
本日静岡の駅前野松乃鮨さんで紅光さんと松乃鮨さんのkikuさんが中心となったeしずおかのオフ
会が開催されました。紅光さんのブログでこの企画が掲載されましたので200名以上の方々が今回
の催しを知ったのではないかと思います。当方は、たまたま、過去紅光さんのブログにコメントを出し
たこともあり、その関係でメールが来て本日のオフ会を知りました。普段は、自分のブログを書くのに
精一杯であり他人のブログまで読む余裕がありませんので、助けのメールとなりました。実際、当方
はブログに関しては無知な素人であり、全く面識のない方々に合って、ブログを通じた会話をするには
大変躊躇しましたが、これも何かの縁であり、将来起業するのであればネットワークがものを言うは
ずですので恥を忍んで参加させて頂きました。全部で23、4人の方々が参加しました。eしずおかを
運営している株式会社しずおかオンラインの海野社長も参加していただきました。現在登録ブログが
約460件あるとのことでしたので5%ほどのブロガーが集まった勘定となります。面識のない方々と
のオフ会参加でしたが当方には有意義な2時間でした。尚、参加者全員と話ができませんでしたが、
今後もこのような機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。どうもありがとうございました。
自己紹介で、後11日で当方50歳となり、それまでに天命が何であったかの結論を出し、このブログ
を終了したいと思っていることを伝えました。後11回となりますがラストスパートをかけたいと思いま
す。
Posted by walt at
01:14
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